パン作りをまた始めたきっかけは、コメの価格が上がってきたことでした。主食を少し分散できたらいいなと思って、久しぶりにパンを焼いてみようと思いました。
実は10年以上前にホームベーカリーを買って、何回かパン作りをしたことがあります。でも、器具の後片付けが面倒で、だんだん作らなくなってしまいました。便利なはずなのに続かなかったのは、「ラクじゃない」と感じてしまったからだと思います。
今回はできるだけ手間を減らして、「続けられる形」にすることを意識して試していく中で、今のやり方に落ち着きました。
材料はシンプルに(続けやすさ優先)
材料はかなりシンプルにしています。
- 材料A:強力粉140g、薄力粉60g、砂糖10g、塩3g
- ドライイースト4g
- お湯120ml
最初は強力粉だけで作っていたけれど、少し軽さが欲しくて薄力粉を混ぜるようにしました。食感がやわらかくなり、普段食べる用にはちょうどいいと感じました。
毎日食べることを考えると、材料が少なくて分かりやすい方が続けやすいなと実感しました。最初は具を入れたりもしましたが、シンプルな丸パンに落ち着いたことで、焼き上がりの安定感も増えました。

ベタつく工程は袋でこねる(パン作りのハードルを下げる)
パン作りで一番ネックだったのが、こね始めのベタベタでした。
材料Aを入れたビニール袋を2つ用意して、それぞれにドライイーストとお湯を入れて軽く混ぜ、数分おきます。そのあと袋のままこね始めます。
こね始めの一番ベタベタする工程は袋の中で行うので、手がドロドロになるのを防げます。これだけで心理的ハードルがぐっと下がりました。
生地がまとまってきたら袋から出して手でこねます。この段階だとあまり手にくっつかないので、後片付けもラクでした。完全に汚れないわけではないけれど、「少し洗えば済む」くらいでちょうどよいと思いました。
個人的には、クッキングマットの上でこねるとさらにラクでした。ずれないので、こねやすくストレスが少なくなりました。こういう小さな工夫の積み重ねで、パン作りがずいぶん快適になったなと感じました。


自分なりの作り方の流れ(効率重視)
今はこの流れで落ち着いています。
1.材料を準備する
材料Aの袋を2つ用意し、それぞれにドライイーストとお湯を入れて軽く混ぜ、数分おきます。
2.こねる(袋と手の使い分け)
最初は袋のままこね、べとべとが落ち着いて生地がまとまってきたら袋から出して手でこねます。手でこねる段階になると、あまり手にくっつかないので後片付けもラクでした。
3.一次発酵
表面がつるっとしてきたら、蓋つきの容器に入れてオーブン40℃で30分発酵させます(ラップでも代用可能です)。
4.分割とベンチタイム
発酵後は12〜16等分(ここは気分)に分けて丸め、濡れふきんをかけて10分休ませます。この時点ではガスは軽く抜く程度にして、丸め直すときにしっかりガス抜きをします。
5.二次発酵
丸め直したらオーブン40℃で10分、さらに室温で10分発酵させます。その間にオーブンを190℃で予熱します。
6.焼成
最終的に190℃で15分焼き上げます。こうして焼き上がったパンは表面がカリッとして中はふんわり。毎回同じ手順で作ることで、安定した丸パンが出来上がると感じました。
最初は材料を混ぜたらすぐこねていましたが、軽く混ぜて数分おくようにしたら、生地が扱いやすくなり、こねる時間も短縮できました。ちょっとした工夫ですが、毎回の作業がラクになったと感じます。
袋を2つ使う理由は、こねるのにちょうどよい量だからです。倍の量を一気にこねるのは力が必要で大変でした。さらに、1つを軽く混ぜて休ませている間に、もう1つを軽く混ぜてこねることで、時間を有効に使えます。


週1仕込みでパン作りを習慣化する
私は2日に1回焼くペースなので、週に1回まとめて材料を準備しています。
材料A(強力粉・薄力粉・砂糖・塩)をあらかじめビニール袋に入れて6袋ほど作っておきます。作るときは、袋にドライイーストとお湯を入れるだけ。
これをやっておくと「今日はやめておこうかな」という気持ちになりにくくなり、心理的ハードルが下がります。準備の段階を整えることが、パン作りを続けるために意外と大事だと実感しました。
シンプルな丸パンに落ち着いた理由
最初はいろいろな具を入れて試しましたが、今は具なしのシンプルな丸パンに落ち着きました。
理由は、毎日食べても飽きにくく、焼き上がりが安定することです。具があると毎回焼き上がりの状態が微妙に変わることもありますが、シンプルだと失敗が少なく、安心して作れると感じました。
食べるときにチーズや鶏ハムを挟めば味は変えられるので、その時の気分で調整できるのも便利です(→『鶏ハム作り体験|簡単レシピで丁寧な暮らしの記録』の記事です)。
最近では、丸パンを4〜5等分に切ってトーストし、カリカリになったところにジャムやチョコをつけておやつとして楽しむことも増えました。


パン作りは完全に独学で、いろいろなレシピや動画を参考にしながら試してきました。
思ったのは、「ちゃんと作る」よりも「続けられること」の方が大事だということです。
袋でこねる方法や、週1で材料を仕込むやり方など、少しでも手間を減らして続けやすくする工夫が、自然と生活に馴染むポイントだと感じました。
コメの代わりという理由で始めたパン作りでしたが、今では無理なく生活に溶け込み、ちょっとしたおやつタイムの楽しみも増えたなと思います。パン作りでしたが、今では無理なく生活に馴染んできたと感じています。